三室戸寺は紫陽花の名所として有名なお寺ですが、本堂前には蓮園があり、蓮のお寺とも言われています。蓮の見頃は7月上旬~8月上旬にピークを迎えますが、
一部の蓮は6月中旬頃から開花するため、紫陽花のシーズンに蓮も楽しむことができます。
小雨混じりのこの日、紫陽花を撮影するために三室戸寺へ訪れましたがその前に、本堂前の蓮園に立ち寄ります。
三室戸寺 本堂前の蓮園【撮影日:2016年6月19日】
蓮の花は午前中に開き、午後には蕾に戻るため、蓮園に到着したのは午前9時頃。全体的に見頃を迎える頃には、本堂前に蓮が咲き乱れることでしょう。
三室戸寺 小雨降る6月に見頃を迎えた蓮【撮影日:2016年6月19日】
今回は、早咲きの蓮にフォーカスして撮影を進めます。
三室戸寺 小雨降る6月の蓮は付着した水滴で潤い艶やかに【撮影日:2016年6月19日】
ほんのりピンクに色付く蓮の花は、付着した水滴で潤い、より一層、艶やかに映ります。
三室戸寺 小雨降る6月の蓮は付着した水滴で潤い艶やかに【撮影日:2016年6月19日】
雨の日は、蓮の花だけでなく葉っぱも撮り応えが増します。
三室戸寺 小雨降る6月の蓮の葉に集まる透明な水玉【撮影日:2016年6月19日】
蓮の葉は撥水性があり、表面張力によって丸まって水玉のような水滴を作ります。小さな水玉が集まって、ある程度の大きさになると、水の重りに耐えられなくなった葉っぱが水を落とす、自然の摂理の繰り返し。
三室戸寺 小雨降る6月の蓮の葉に集まる透明な水玉【撮影日:2016年6月19日】
水滴は雨水のはずなのに、とても透明感があります。
三室戸寺 鐘楼の横に咲く蓮と三重塔【撮影日:2016年6月19日】
鐘楼の横に咲く蓮にピントを合わせると、背景をボカシながら三重塔を写しました。
三室戸寺へのアクセス
三室戸寺へのアクセスは紫陽花のページにて紹介しておりますので今回は割愛いたします。