年越しカウントダウンのタイミングに選んだ場所は八坂神社。八坂神社は、京都初詣参拝ランキング安定の2位、正月三が日で100万人が参拝する人気スポットです。
八坂神社の大晦日は交通規制、23時を過ぎると歩行者天国
八坂神社への参拝方法は、平常時は阪急・京都河原町駅や京阪・祇園四条駅から四条通りで向かうか、京都市バスの最寄りのバス停を利用、あるいはタクシー等が一般的です。しかし、この日に限っては大晦日の23時を過ぎると四条通りと東大路通りの一部区間は歩行者天国になります。当然のごとく京都市円山駐車場は利用不可です。(詳細は「八坂神社・知恩院周辺の年末年始臨時交通規制」や「京都市円山駐車場の年末年始営業について」で確認が可能です。)
さらに、正式な参拝経路である南楼門は規制され、西楼門(祇園交差点前)か北門の2種類に絞られます。八坂神社参拝後は円山公園の祇園しだれ桜付近の出口に流れる一方通行となります(※)。
四条通りに到着した頃には、既に参拝客で過密状態だったため、西楼門ルートは諦めて北門を目指すことにしました。どれほどの混雑状況だったかと言うと、カウントダウン直後の新年を迎えた1月1日深夜0時頃の写真がこちら。
西楼門の境内側から撮影
北門から入り、西楼門を境内側から撮影できるこの場所で、運良く年越しを迎えられましたが、西楼門の開いた口から見える人の多さは圧巻。4車線ある四条通りは参拝客の行列で埋め尽くされます。
写真の通り入場制限がかけられており、前に進めない状態のため、北門に迂回せずに、そのまま四条通を進んで西楼門を目指していたならば、人混みの中で年越しを迎えらければならないところでした。
最新情報は要確認
(※)訪問当時と現在とでは規制方法が異なる可能性があります。最新の情報では、人が集中し始める23時で一旦入場が規制され、五か所あるすべての入り口が封鎖される模様です。年越しの瞬間を八坂神社で過ごすのは限りなく不可能に近いでしょう。八坂神社周辺でカウントダウンがアナウンスされるわけでもなく、花火があがるわけでもありません。新年あけた瞬間に初詣をしたい気持ちも分からなくもないですが、この混雑状況が例年続くのであれば、初詣はゆっくり落ち着いた時にした方が良さそうに思います。
こちらは日中、1月3日の13時頃に撮影した八坂神社の西楼門。初詣の時期で参拝客は多めですが、年越しカウントダウンの際の人の密集状態を見てしまうと、全然混んでいないように錯覚してしまいます。