出町柳の長徳寺で早咲きの桜が満開になった頃、その足で、堀川通沿いにある一条戻橋に向かうと、河津桜が満開を迎えていました。
河津桜も早咲の桜の一種です。京都市内では淀水路で河津桜の並木道を撮影できますが、一条戻橋にも立派な河津桜があります。
一条戻橋は一条通堀川に架かる橋。街中に咲くこの河津桜を見て、春の訪れを感じる人も多いそう。
一条戻橋の上からも河津桜を鑑賞できます。橋のたもとに植えられている河津桜がちょうど目線の高さに来るので、間近で撮影できます。
ただしこの一条戻橋は、堀川通に繋がる生活道路でもあり、車も通行します。信号機が見えるように、交差点にもなっていますので、通行人や走行する車の邪魔にならないように、配慮しながら楽しみましょう。
信号機が青色になるタイミングで撮影。この時、交通量の多い堀川通側は赤信号になるため、静寂な時間が流れます。しかし青色の点灯時間は短めです。
一条戻橋へのアクセス
一条戻橋の場所は、京都駅の西側を南北に走る堀川通沿いにあり、近くには晴明神社があります。
以下の場所から一条戻橋に直接向かう場合、京都市バスが便利です。
・JR京都駅からは、京都市バス9系統に乗車し、一条戻橋・晴明神社前バス停で下車徒歩約2分
・阪急烏丸駅からは、京都市バス12系統に乗車し、一条戻橋・晴明神社前バス停で下車徒歩約2分
・京阪三条駅からは、京都市バス12系統もしくは59系統に乗車し、堀川今出川バス停で下車徒歩約6分
電車で向かう場合は、京都市営地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩15分ほど。
参考までに私の場合、一条戻橋へは出町柳の長徳寺で撮影した後に、徒歩で向かいました。京都市内を循環している市バス201系統や203系統を使う選択肢もありましたが、出町柳駅前から堀川今出川バス停まではバス停5つほど、乗車時間やバスの待ち時間を考慮しても、徒歩とさほど変わらなかったため、京都御所を通り抜けてゆっくり散策しながら向かいました。