JR日本最南端の駅 西大山駅 看板

JR日本最南端の駅 西大山駅 看板【撮影日:2019年5月2日】

JR日本最南端の駅、西大山駅。鹿児島県薩摩半島の南端、指宿市に位置し、九州旅行の際に鹿児島県まで足を伸ばした2011年8月と2019年5月の2度訪問しています。本来であれば、青春18切符を使って、鈍行列車に乗って訪れたい駅ではありますが、旅の工程上、2度とも車での訪問になりました。

西大山駅の幸せを届ける黄色いポスト

西大山駅の幸せを届ける黄色いポスト【撮影日:2019年5月2日】

西大山駅に到着すると幸せを届ける黄色いポストがお出迎え。駅自体は無人駅で、このすぐ左側に線路が走っています。

西大山駅の単線プラットホーム

西大山駅の単線プラットホーム【撮影日:2019年5月2日】

西大山駅の単線プラットホーム。東方面の線路は果てしなく一直線に伸びています。

西大山駅から眺める開聞岳

西大山駅から眺める開聞岳【撮影日:2019年5月2日】

西方面には開聞岳。標高924mの火山が織り成す風景に、ローカル列車が収まるとポストカードのような1枚になります。非電化路線なので電線もありません。

JR日本最南端の駅 西大山駅で開聞岳を背景にキハ47系気動車を撮影

JR日本最南端の駅 西大山駅で開聞岳を背景にキハ47系気動車を撮影【撮影日:2011年8月12日】

枕崎方面からキハ47系気動車が到着。2011年訪問時は、少し遅い時間帯ということもあったのか、列車到着時も撮影はしやすかったです。しかし逆光の中の撮影で、傾いた西日で出来た影が手前に長く伸びてしまっています。

JR日本最南端の駅 西大山駅で開聞岳を背景にキハ47系気動車を撮影

JR日本最南端の駅 西大山駅で開聞岳を背景にキハ47系気動車を撮影【撮影日:2019年5月2日】

2度目の訪問は、前回の西日の反省を生かして、正午過ぎに間に合いました。ただし以前と比べて観光客もかなり増えていて、特に列車到着時は大混雑。開聞岳を背景に、枕崎方面に向かって出発する列車を辛うじて望遠気味で撮影することはできましたが、JR日本最南端の駅と記された看板は、画角から外れてしまいました。

JR日本最南端の駅 西大山駅へのアクセス

西大山駅が含まれるJR指宿枕崎線は、九州新幹線の終着駅でもある鹿児島中央駅と枕崎駅を結ぶローカル路線です。2024年5月時点での休日の時刻表を確認すると、西大山駅を発着する鹿児島中央方面への列車は1日8本、枕崎駅方面への列車は1日7本。(平日はさらに1本ずつ少なくなります)
西大山駅へ列車で訪問する場合、駅では2分程度の停車時間は設けられていてその間に撮影することもできますが、開聞岳を背景に列車を撮影したい場合、乗ってきた列車は一度降りてから撮影し、次の列車を待つ必要があるということを念頭に入れて、数少ないダイヤを確認しながら旅の工程を作る必要があります。

また、鹿児島中央駅-西大山駅間は営業キロ56.7 kmで所要時間102分~106分、西大山駅―枕崎駅間は、営業キロ31.1kmにして所要時間約1時間かかることも鑑みると、車を使った方が利便性が高いです。

西大山駅へは、指宿温泉からは車で約15分、鹿児島港 桜島フェリーターミナルからは車で約1時間15分、鹿児島空港からは車で約1時間30分。西大山駅前には小さいながら駐車場も整備されています。