煌びやかな金箔にほんのり白く積もった雪化粧。
カメラマンであろうがなかろうが、京都市民であろうがなかろうが、過去に金閣寺に行ったことがあろうがなかろうが、京都市内に雪が積もったら誰もが見たいこの光景。
金箔がより輝くように、太陽が雲隠れしないタイミングを狙って行きました。
撮影した写真のEXIF情報を確認すると、午前11時45分前後。
当然のことながら、この時間になるとすごい混雑です。覚悟していく必要があります。
金閣寺に行ったことは分かるかと思いますが、あるいは境内案内からも見て取れる通りで、このような撮影スポットは入口から入って最初の三叉路付近にあります。この場所には混雑時には誘導員も配置されており、立ち止まらずに進むようにアナウンス。この撮影スポットに長時間居座るわけにはいきません。もっとも、落ち着いていられるような状況ではありませんが。
雪化粧の金閣寺に晴れ間を狙って行くためには、当日の1時間ごとの天気予報を確認しつつ、混雑による入場待ち時間を頭に入れつつ、禁止されている三脚などの重装備は持たずに、できるだけ身軽に行く必要があります。現地ではレンズ交換も難しいので、ズームレンズが必須です。広角端は24mm前後から、望遠端はどこまで寄りたいかによりますが、寄りたいところまで寄れるレンズを装着しておくと良いでしょう。
参考までに本記事でアップしている写真の焦点距離は、1枚目から順に70mm、40mm、35mmでした。
金閣寺への行き方は、主に京都市バスになるかと思います。
京福電車の北野白梅町駅から歩くという選択もありますが、金閣寺まで約20分、それも雪の日なのでもう少しかかるでしょう。京福電車の場合、路線も太秦経由になってしまうので、嵐山観光とセットにするなら有りですが、市街地からは遠回りです。
間違っても車で行こうものなら、駐車場の待ち時間で撮り頃を逃してしまいますよ。