豊泉橋から眺める伊豆河津桜並木

豊泉橋から眺める伊豆河津桜並木【撮影日:2019年2月24日】

この豊泉橋から眺める河津桜並木の絶景を見たくて、伊豆河津町へ行ってきました。

河津桜とは、2月上旬から開花しはじめる早咲きの桜で、1955年にこの河津町で発見されたと言われています。

伊豆の河津桜並木と菜の花のコラボ

伊豆の河津桜並木と菜の花のコラボ【撮影日:2019年2月24日】

見頃満開時期は1週間~10日程。菜の花の見頃時期とぴったり合うと、コラボ撮影に恵まれます。
河津桜は花が大きく、色も濃いピンク色になるのが特徴で五~六分咲きでも十分に満足感を得られると言われています。
逆に、遅めに行くと葉桜が混ざってくるので、満開情報が出たら早めに行くのが良さそうです。

伊豆の河津桜並木

伊豆の河津桜並木【撮影日:2019年2月24日】

河原に降りて撮影。ゆるやかで透明感ある水の流れ。その両脇に立ち並ぶ鮮やかなピンク。

伊豆の河津桜並木と土手に咲き誇る菜の花のコラボ

伊豆の河津桜並木と土手に咲き誇る菜の花のコラボ【撮影日:2019年2月24日】

土手に咲き誇る菜の花とのコラボ。

荒倉橋と来宮橋の間の菜の花ロード

荒倉橋と来宮橋の間の菜の花ロード【撮影日:2019年2月24日】

荒倉橋と来宮橋の間の菜の花ロード。このあたりは屋台が賑わっていて人通りも多いので、人が映りこまないように川に背を向けて撮影。

伊豆の河津桜並木を涅槃堂桜見晴台から撮影

伊豆の河津桜並木を涅槃堂桜見晴台から撮影【撮影日:2019年2月24日】

川沿いから少し歩いて高台へ。涅槃堂桜見晴台では、河津川沿いの桜並木を少し上から展望できます。
公式の河津桜まつりパンフレットでは、桜マークで彩られた河津川沿いに目がいってしまいますが、マップをよく見るとこんな素敵な景色に出会えます。

伊豆の河津桜への道のりは大渋滞&駐車場難民に注意


伊豆の河津桜へのルートは電車(伊豆急行線)か車かバスになります。

電車の場合、河津駅から降りてすぐで河津桜の桜並木です。伊豆急行線の特急指定席を早めに予約しておくのが、道のり的には一番ストレスなく移動できそうですが、満開見頃の日を見極める予測力が必要になってきます。

一方、身軽に移動できる車の場合、平常時であれば東名沼津ICから有料道路の伊豆中央道、修善寺道路経由で約1時間20分で着きます。しかし、河津桜の見頃時期は車での来場者が多く、渋滞が発生します。現地到着が遅れると、駐車場難民に陥ります。

伊豆の河津桜並木 涅槃堂桜見晴台から撮影

伊豆の河津桜並木 涅槃堂桜見晴台から撮影【撮影日:2019年2月24日】

涅槃堂桜見晴台から撮影した写真をズームすると、手前の道路上にも奥の橋の上も大渋滞。撮影したのは14時頃です。
河津桜まつり期間中、駐車場はある程度用意されておりますが、駐車場の規模は小さく、各所に点在しています。つまり、一旦満車になってしまうと空き駐車場を探すのは至難の業。どの駐車場がいつ空くか、全く予測ができない状態になります。そして駐車場を探す車が道路上に溢れるため、本来は時間通りに動くはずのバスもこの渋滞に巻き込まれます。

駐車場難民にならないためにも、特に混み合う土日祝は朝イチで到着したいところですが、そうなるとカーブの多い天城の峠道を早朝に車を走らせる必要が出てきます。しかし2月の伊豆半島の早朝は思いのほか冷え込み、この時期に寒波が襲来すると雪を観測する年もあります。積雪は無くても路面は凍結している恐れもあるため、冬タイヤ装着が安心です。

また、帰り道も国道414号線は大渋滞必至です。夕方、沼津あたりから富士山の夕焼けを狙おうかと、15時頃に河津を出発しましたが間に合いませんでした。

伊豆急行線では河津桜まつり開催期間中に「パーク&トレインフリーきっぷ」が発売されております。伊豆高原駅~伊豆急下田駅間をフリー乗車で、通常運賃よりも割引を受けられるので、これをうまく利用するのも良いですね。