例年、2月下旬から3月上旬に見頃を迎える八木のしだれ梅。南あわじ市の個人邸にそれはあり、一般公開されています。
樹齢70年と言われている巨大な一本梅は、幅10メートル以上、高さ8メートルを誇り、20mmの広角レンズを使っても縦構図でも横構図でも撮っても画角からはみ出るサイズ感。
満開から少し散り始めの頃に訪れると、梅の絨毯が出来上がります。
「圧巻」という言葉で片づけるには足りないほどの迫力で、八木のしだれ梅のためだけに遠路遥々淡路島へ車を走らせる価値は十分にあります。
見頃時期の数日間は、ライトアップも開催されています。日中の鑑賞を終えた後、近くのカフェで過ごしたのちに同日に再訪問してきました。
暗闇に浮き上がる巨大なしだれ梅。昼間と違った迫力があります。
周囲に迷惑が掛からないよう手持ち撮影で頑張ります。
冒頭でも書いた通り、ここは個人邸の庭です。公式のホームページなんかもありませんので、見頃時期やライトアップ日は、数少ない情報をもとに判断する必要があります。
私は、あわじウェブドットコムの情報とSNSでアップされている情報を参考にして訪問しました。
八木のしだれ梅へのルートですが、交通手段は車以外では考えにくい場所にあります。神戸方面からだと神戸淡路鳴門自動車道で洲本ICで降り、少し下道を走ります。徳島方面からだと西淡三原ICで降り、うずしおラインを使います。あとはナビ通りに行けばたどり着けますが、国道28号から入り口にあたる鳥井交差点は離合困難な道幅で、信号待ちの車に鉢合わせると苦戦します。1つ前の斜めに入る道を通ることをお勧めします。
八木のしだれ梅に近付くにつれて案内板が設置されてます。到着すると30台ほどの駐車スペースが無料で開放されており、有難く利用させて頂きました。