世界遺産 平等院では、桜の季節が終わった4月中旬以降、藤が見頃を迎えます。藤の開花情報は公式サイトでも随時更新されているので、こまめにチェックして訪問してきました。
平等院正門(表門)の藤棚

平等院正門(表門)の藤棚【撮影日:2018年4月21日】

平等院正門(表門)に到着すると、拝観券購入場所の目の前で藤棚がお出迎え。この表門前の藤の咲き具合を見て、きっと庭園の藤も見頃だと確信します。

平等院庭園の藤棚

平等院庭園の藤棚【撮影日:2018年4月21日】

平等院庭園の藤棚は、正門(表門)から入ってすぐに見える観音堂の横にあります。

平等院庭園の藤棚【撮影日:2018年4月21日】

平等院の到着は15時過ぎ。少し日が傾いてきてしまいましたが、藤は見頃で、表門前で見た藤より花房が長く垂れ下がっています。

平等院庭園の藤棚

平等院庭園の藤棚【撮影日:2018年4月21日】

藤棚をぐるり一周、いろんなアングルで撮影します。

平等院庭園の藤とツツジ

平等院庭園の藤とツツジ【撮影日:2018年4月21日】

ツツジとも一緒に撮影してみたり。

平等院鳳凰堂と藤

平等院鳳凰堂と藤【撮影日:2018年4月21日】

最終的に落ち着いたのはこのアングル。鳳凰堂と藤を一緒に撮影できる唯一のポイントです。ただし、この撮影ポイントは、南西に向かって撮影することになるので、午後になると陰が出来てしまいます。もちろん、カメラの設定で露出やホワイトバランスなどを調整すれば、その場の雰囲気にあった写真を撮影することもできますが、鳳凰堂も東を向いていますので、順光になる午前中の方が撮影しやすい。また、鳳凰堂と藤棚の間は庭園内の通路になっているため、多くの人が行き交います。つまり、平等院で藤を撮影するなら、午前中の観光客の少ない時間帯に行くのが良さそうです。

平等院へのアクセス


平等院への行き方は、JR奈良線宇治駅、京阪宇治線宇治駅どちらからも徒歩約10分の場所にあります。
京都駅や奈良駅から向かう場合はJRで、大阪淀屋橋や枚方、京都三条や出町柳から向かう場合は京阪本線を利用して中書島駅で乗り換えになります。

車の場合、京滋バイパス利用だと、大山崎や久御山方面からは宇治西ICが、石山や瀬田方面からは宇治東ICが最寄りになります。方面によって利用できるICが異なりますので注意が必要です。京都市内からは高速道路を利用しなくても国道24号線等で向かう方が距離的に近いです。
駐車場は、平等院の南門まで徒歩1分の宇治駐車場が広くて便利ですが、宇治駐車場の営業開始は、平等院の開門時間と同じ8時30分。開門直後の誰も居ない庭園で鳳凰堂と藤の写真を撮りたい場合は、電車で行くか、車で行くなら周辺のコインパーキングを利用した方が良さそうです。