新年2日目、曇り時々にわか雪。前日の元旦に降った雪は積もって残り、この日も午後からも雪予報。
貴船神社では雪が積もるとライトアップを実施する情報を事前に入手していたため、公式発表される15時にFacebookを確認すると、本日開催とのこと。午前中に金閣寺の雪化粧を撮影してきたその足で、さらなる雪景色を期待して、貴船神社へ行ってきました。
出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線に乗り、貴船口駅に到着したのが15時45分頃。ここから貴船神社まで約2km。冷え込む寒さに加え、シャーベット状の雪道。ここから先は迷わずバスを選択しました。
初詣の布幕で正月仕様の二の鳥居に到着。普通のペースで歩けば35分ほどの道のりも、バスに乗ってしまうとあっという間に着きました。
足元に注意を払いながら、参道石段を上る途中。
本宮の境内には火が炊かれていて、寒い中、暖を取りつつ撮影を続けます。
本宮の境内を通り抜けていきます。百人一首で有名な思ひ川も雪化粧。
奥宮まで足を延ばします。
静まり返っている貴船神社 奥宮。
貴船神社奥宮への参道もご覧の雪道でライトアップが始まりました。
最後は定番のこの映えアングル。ライトアップされた参道石段が雪化粧。ストロボを焚いて雪ボケ写真撮影に成功しました。
雪の貴船神社へは叡山電鉄か京都バスで。駐車場はごく僅か
雪の貴船神社へは、公共の交通機関を利用しましょう。駐車場は一応ありますが、台数が限られており、混雑時にすぐに止めれるかは期待できません。駐車場に入れず貴船神社の雪景色やライトアップを見逃した!なんてことにならないよう、公共の交通機関を使いましょう。また、道路の積雪状況は実際に行ってみないと分からないため、もし除雪が行き届いていなければスタッドレスタイヤでも危険を伴います。
貴船神社に行くためには、まずは貴船口駅を目指すことになります。貴船口駅はの道のりは出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線を利用するか、京都市営地下鉄国際会館駅から京都バスを利用するかの大きく2択です。京都市内のどこを出発点にするかによって変わってきますが、JR京都駅や阪急烏丸駅から出発する場合は地下鉄で国際会館駅へ、京阪ルートや京都市バスを利用する場合は出町柳駅を目指すとロスなく向かうことができます。ただし、叡山電鉄に乗ることを優先して、乗り継いで出町柳駅を目指すのもありです。
貴船口駅に着いたら貴船神社までは約2kmの道のりです。ここからは歩くか、京都バス33系統に乗るかの2択になります。
新緑や紅葉の季節であれば、ウォーキングがてら歩く人が多いこの道も、雪で寒く足元の悪いため、雪の日はバスに乗ることをオススメします。
貴船口駅-貴船神社間で運行している京都バス33系統は、貴船までの道幅に合わせるように小型バスで運行しています。
小型バスなので、一般的に市内を走っているバスとは乗車料金と乗車定員が変わります。
この区間の乗車運賃は170円で均一区間外のため、地下鉄やバスの1日乗車券/2日乗車券も利用できません。
それよりも問題なのが乗車定員です。雪の貴船神社ライトアップイベントの知名度が上がるに連れ、観光客も増えています。一方でバスの乗車定員は増えません。乗れなかったら次のバスを待たなければなりません。
ライトアップ時間が迫る中、バス待ちの列に並ぶのを諦め、止む無く雪道を歩いて向かう人も多くおられるようです。
貴船神社雪の日限定ライトアップ開催発表は当日15時
貴船神社積雪日限定ライトアップの開催の可否は、当日の15時に公式SNS(Twitter、Facebook)で告知されます。
当日15時に、その約2時間後に開始するライトアップの実施可否を告知するわけですから、なかなかタイトです。目安として遅くても15時頃には、出町柳駅か国際会館駅に着いておくぐらいにしておかないと、貴船神社まで辿り着くのが難しくなります。
貴船神社のライトアップを見るためには、週間天気予報で京都市北部の雪予報を事前からチェックしておき、少しでもライトアップの可能性がある日には、出町柳駅か国際会館駅に着いておくぐらいの心意気が必要になってきます。
なお、以前は平日もやってましたが、いつしか土日限定イベントとなっています。
帰り道も要注意
貴船神社のライトアップイベントは20時までです。イベントが終わると、帰宅客で集中します。
貴船口駅-貴船神社間の小型バスに乗れなくても、この区間は歩いて乗り切れますが、貴船口駅からの帰り道は叡電か京都バスが必須です。ここから先は歩く距離ではありません。
叡電や京都バスにも定員がありますから、乗れなかったら次の便になってしまいます。特に帰り道は夜冷えが厳しくなりますので、待ち時間にも耐えられる防寒対策が必要です。
京都市内とはいえ、一段と気温の低い貴船神社。雪景色そしてライトアップは魅力的ですが、雪道や寒さに耐える忍耐力が必要です。