山科駅から北に徒歩20分ほど。敷き紅葉で有名な毘沙門堂は、雪景色も見応え十分!寒さ対策、雪靴対策を万全にして、挑んできました。
琵琶湖疎水 安朱橋の雪景色

琵琶湖疎水 安朱橋の雪景色【撮影日:2017年1月15日】

山科駅から毘沙門堂へ向かう途中に必ず交わる琵琶湖疎水。春であれば桜と菜の花のコラボが期待できる安朱橋から見るこの景色は、ご覧の通り白銀の世界。この時点でこの積雪ですから、先の雪景色にも期待して、ゆっくり北上します。

山科 毘沙門堂の雪景色【撮影日:2017年1月15日】

毘沙門堂に到着。予想に反して、地面が見えてきちゃってますね。あのスポットへと急ぎます。

山科 毘沙門堂でホワイトカーペット上に咲く満開の雪景色

山科 毘沙門堂でホワイトカーペット上に咲く満開の雪景色【撮影日:2017年1月15日】

あのスポットとは、そう、勅使坂。紅葉シーズンの見頃がやや終わりかけの晩秋にここを訪れると、木々に色づく紅葉の下で、石段一面に落ち葉が埋め尽くされるレットカーペット状態の光景を楽しむことができますが、雪の季節に訪れれば、木の枝には雪が積もり、石段一面はホワイトカーペット。
聞いたところによると、参拝者が階段を上り下りできるよう、住職さんが雪掻きをしてくださった後なんだとか。
この時すでに午前11時前になっちゃってたし、これだけ雪が残っているので満足です。
仁王門に繋がる石段も雪景色

仁王門に繋がる石段も雪景色【撮影日:2017年1月15日】

仁王門に繋がる石段も雪景色。白の中に赤が映えます。
山科 毘沙門堂の雪景色

山科 毘沙門堂の雪景色【撮影日:2017年1月15日】

木の枝は、雪の重みに必死で耐えています。来シーズンも真っ赤な紅葉を咲かせるために。

山科 毘沙門堂へのアクセス

毘沙門堂の最寄り駅は山科駅です。山科駅は3つの鉄道会社が乗り入れていますが、山科駅へ観光で向かう人の多くはJRか京都市営地下鉄になります。京阪電鉄は京津線の浜大津方面や石山本線の大津京駅~比叡山坂本駅間からであれば乗車運賃敵に利用価値があるかと思います。一方、京都の中心部からの地下鉄に乗車して京阪の改札で出場してしまえば、京阪の初乗り運賃が別途加算されてしまうので注意が必要です。京都市営地下鉄烏丸線は、地下鉄だけでなく京阪電車が乗り入れています。もし蹴上駅から御陵駅に向かって京阪電車に乗っていれば、車内放送にて注意喚起はありますが、観光客にはやや分かりにくい構造になっていますよね。

地下鉄山科駅で降りた後、JR線乗り換えの看板を目印に長いエスカレーターで地上に登り、JR山科駅前のロータリーに出て、細長く古びた通路を通ると、駅の北側に出ます。あとは道なりに進んで徒歩約20分です。

駐車場はありますが、道中の道幅が狭く離合困難な道路を突き進むことになります。また、安朱橋から北側は徒歩の参拝客と道が合流するため、人の混雑にも注意して運転しなければなりません。山科駅から毘沙門堂へは緩やかな上り坂です。雪で路面が凍結していればスタッドレスタイヤでも不安に感じることも。雪景色を見たいなら、迷わず電車+徒歩で向かいましょう。